遺作回顧展 風間完展今年の企画展としてー郷愁の街の人ー 風間完、をとりあげました。誰もが共感できるその世界は、色々な小説や雑誌のさし絵等で皆様の目にふれることがあると思います。彼はさし絵だけでなく、画友である脇田和や猪熊弦一郎などと新制作協会展に毎年風景画など出品していました。その美しい風景画は彼の好きなパリや京都であり、写実の絵ながら俗っぽくなく、キリッとした、洒落た、そして粋なところが魅力なのである。気軽に楽しみながら御覧くだいさい。ルヴァン美術館館長西村八知